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「私は宿命的に放浪者である。私は故郷をもたない」 『放浪記』は1928年(昭和3年)に発表された 林芙美子 の作品。 多くの人が決して豊かでない暮らしをしていて、心貧しか った時代である。それだけに発表されると、大衆からの支 持を受けてベストセラーとなった。 自身の半生をかいたもので故郷が定まらず、各地を転々 としながら生活していたのは本当の話である。 『放浪記』は女優・森光子のライフワークの作品としても 知られている。これまで1千回以上も舞台で演じつづけら れている。 林芙美子(1903〜1951年) 山口県下関の生まれ。25歳の ときに『女人芸術』で”放浪記”の副題をつけた『秋が来たんだ』 の連載開始、以後、『風琴と魚の町』『清貧の書』などを発表。 ほかには代表作『浮雲』。 |
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